切削加工.net

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MACHINING 切削加工について

部品サイズによるコストの違い

コストと納期

部品サイズによる価格の違い

部品のサイズが大きくなると高くなることは容易に想像できると思いますが、どこがどのようになったら高くなるのかを、もう少し具体的に考えて見ます。

まずは、棒材からの加工の場合、製品の最外径によって、加工機の型式が変わります。

例えば、由紀精密の場合は、Φ10以下、Φ16以下、Φ20以下、Φ38以下、Φ60以下、それ以上。 といった区切りで加工機が変わり、それによって、賃率が変わるため、これを境にコストが変わります。

次に、製品の長さ。これは、加工機によってかなり異なり、長さによって、できる・できないが決まってきてしまいます。 設計する際には、その全長の加工ができるかどうか?を加工屋さんに先に問い合わせておくと良いでしょう。

材料代は言うまでもなく、最終製品の重量ではなく、その製品を加工するために必要な素材の重量になるので、下記2つのうち上の形状の方が加工も難しく価格も高くなります。

よって、部品を設計する際には、最外径をいくつにするか?を常に考えておくと良いでしょう。
場合によっては、2部品に分割するほうが安価に仕上がる場合もあります。