切削加工.net

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MACHINING 切削加工について

旋盤の種類

切削加工について

時代と共に変化してきた旋盤

一口に旋盤と言っても、様々なタイプがあります。

汎用旋盤

典型的な昔ながらの旋盤で、チャックにワークを固定して回転させ、刃物台にバイトを固定して、目盛のついたダイヤルを手で回転させながら製品を削り出していきます。今でも、単品の加工に活躍しています。汎用旋盤の一部にモータとNC装置を組み合わせたものも多く利用されています。

卓上旋盤(ベンチレース)

卓上旋盤(ベンチレース) 汎用旋盤よりも小型で、昔のミシンをイメージしてもらえればよいと思います。あまり大きな径は加工できませんが、(Φ20以下くらい)小さく簡単な形状を削るには効率が良いです。最近は使っているところが減ってきてしまいましたが、由紀精密では、8台のベンチレースを駆使して、効率の良い仕上げ加工に利用しています。

ベンチレース

NC旋盤

NC旋盤 旋盤の各軸にサーボモータをつけ、NC装置でプログラムに従い加工を行います。NC旋盤の中にもさらに様々な種類が存在します。製品の交換をロボットで行うことで自動化が進んでいるものもあります。

カム式自動盤

自動盤というジャンルは、棒材を連続的に供給する事で、大量の製品を無人で連続的に加工することができます。棒材を供給する装置はオートバーあるいは、バーフィーダーと呼ばれます。自動盤はもともとカム式と呼ばれるものから始まり、様々な形状をしたカムが1回転することで、何本ものバイトが決まった軌跡で動き、製品を1つ作り出します。現在はNC化が進んでいますが、カム式の方が加工時間自体は早いことが多く、いまだに現役で活躍しています。

旧工場で使用していたカム式自動盤

NC自動盤

カム式のカムに代わり、NC装置を用いてプログラムに従い加工を行います。最近では、複合加工のできる軸がついていたり、背面チャックを用いて背面側の加工を行ったりと、様々な機構が付加され、かなり困難な形状も自動運転が可能になっています。

スイス型自動盤(ピーターマンタイプ)

スイス型自動盤(ピーターマンタイプ) 自動盤の中でも、スイス型と呼ばれるものは、主軸側が移動し、加工する工具のすぐそばをガイドブッシュで押えて加工します。これにより、細くて長い形状も精度良く加工することができます。

スイス型自動盤

多軸NC自動盤

何本もの材料を同時に加工することで、サイクルタイムを大幅に減らしています。超量産に向いています。段取りが大変なので、少量の量産には向いていません。

複合加工機

複合加工機 旋削加工だけでなく、フライス加工ができる回転工具を取り付け、回転体だけでない様々な形状を削り出すことができます。1つのマシンでチャックをかえずに複雑な形状を精度良く削り出します。 由紀精密の所有する設備は、NC自動盤・スイス型自動盤(複合軸付)・複合加工機合わせて16台になります。